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- 柑橘辞典 デコポン/不知火(しらぬい)

見た目はオレンジで、大きめです。そして最も特徴的なのは、皮がゴツゴツしていて、上の部分がポコッと出ているところです。
味、香り、食べやすさがよく、皮は厚いですが、手でむきやすく、うす皮もそのまま食べられます。果物の中でも糖度も高いので人気です。
12月〜5月までがピークで7cm〜10センチが一般的。ミカン科ミカン属。
長崎県にある農林水産省果樹試験場において、1972年に清見と中野3号ポンカンの交配種として誕生したタンゴールです。温州みかんとオレンジの本来の品種名は生産を始めた地域にちなんで「不知火(しらぬひ」)」と呼ばれ、「デコポン」は登録商標となっています。
「デコポン」は「不知火」の中で、糖度13度以上である事やクエン酸1.0以下など柑橘類のなかで唯一全国統一された基準「全国統一糖酸品質基準」を満たさなければ「デコポン」として出荷することができません。
デコポン(不知火)の旬は春先
ハウス物は12月頃から出荷が始まり、露地物は2月頃から出回り始めます。また、収穫後貯蔵した物が5月いっぱい位は出回りますが、美味しい食べ頃の旬は自然環境の路地栽培で採れるのは3月から4月頃までです。熊本では3月1日が初出荷の日とされています。完熟型のデコポンは4月前後が収穫期、そして食べ頃の旬となります。
美味しいデコポンの選び方
外見の美しさはあまり気にせず、色が濃い橙色でヘタの部分に青みが残っているものを選びます。貯蔵する場合もあるのでもぎたてでなくても大丈夫です。完熟タイプの場合はもぎたてに限ります。持った時にずっしりと重みを感じる物の方が果汁が多く美味しいです。ちなみに、デコポンの名前にあるコブは合っても無くても差はありません。
スーパーなどで「不知火」として店頭に並んでいる物は「デコポン」の基準まで糖度が上がっていないか酸味が強いか、またその両方の場合の物が多いので注意が必要です。ただし、経済連やJAを通さず農園独自で販売されているものに関してはこの限りではなく、甘く美味しいものであっても「デコポン」としてではなく「不知火」や独自の商標で販売されているものがあります。
